システムキッチンにビルトインする食器洗い乾燥機を選ぶ際、多くの方が悩むのが「引き出しタイプ」と「フロントオープンタイプ」の違いではないでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを理解して、ご自宅にぴったりの一台を見つけましょう。
【引き出しタイプ】
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メリット:
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日本のキッチンに多い: 深型・浅型があり、引き出しのように開閉するため、かがまずに食器を出し入れできます。
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省スペース: 開閉に必要なスペースが少なく、キッチンの動線を妨げにくいです。
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デザイン性: システムキッチンに溶け込みやすく、すっきりとした見た目を保てます。
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追加投入のしやすさ: 洗い忘れがあっても、運転を一時停止して比較的簡単に食器を追加できます。
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デメリット:
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容量: フロントオープンタイプに比べて収納容量が少ない傾向があります。大家族や来客が多いご家庭には不向きな場合があります。
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大きな食器: 大皿や鍋などの大きな食器は入れにくいことがあります。
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水はね: 開けた際に水が床に垂れる可能性があります。
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【フロントオープンタイプ】
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メリット:
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大容量: 庫内が広く、一度にたくさんの食器を洗えます。鍋やフライパンなどの大きな調理器具も楽々収納できます。
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海外製品に多い: 海外製の食洗機に多く見られ、デザイン性の高い製品が多いです。
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整理整頓のしやすさ: 上から全体を見渡せるため、食器の配置を考えやすいです。
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デメリット:
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開閉スペース: ドアが手前に大きく開くため、開閉に必要なスペースが広くなります。キッチンの動線を考慮する必要があります。
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かがむ動作: 食器の出し入れの際に、かがむ動作が必要になります。腰に負担がかかる場合があります。
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価格: 比較的高価な製品が多い傾向があります。
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ご自身のライフスタイルやキッチンの広さ、洗う食器の種類などを考慮して、最適な食洗機を選んでくださいね。
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